人気俳優の伊藤健太郎さん（27）が、所属事務所「イマージュエンターテインメント」を2024年9月10日付で退社することが明らかになりました。
公式には「契約満了に伴う円満な退社」とされていますが、業界内外でさまざまな憶測が飛び交っているようです。過去のひき逃げ事件から4年、伊藤さんの「償い」はどうなったのでしょうか？
過去の過ち：ひき逃げ事件の衝撃
2020年10月28日、伊藤さんは東京都渋谷区でひき逃げ事件を起こしています。バイクと衝突し、2人を負傷させた後、現場から立ち去ったのです。この事件で伊藤さんは、
- 自動車運転処罰法違反（過失運転致傷）
- 道路交通法違反（ひき逃げ）
の疑いで逮捕されました。
釈放後、伊藤さんは謝罪会見で「一生かけて償います」と述べ、芸能活動を自粛。
所属事務所が被った甚大な被害
伊藤さんの逮捕により、所属事務所「イマージュエンターテインメント」は大きな打撃を受けました。
- CM契約の解除
- 出演予定だったドラマや映画からの降板
- イベントのキャンセル
これらによる違約金は、報道では「1億円超」とも言われていました。
芸能法務に詳しい弁護士によると、CMだけでも1億円は超える可能性があるとのこと。
ただし、CM契約は伊藤さんがイマージュエンターテインメントに移籍する前の事務所に所属していた時に結ばれているので、違約金は以前所属していた事務所が支払った可能性もあるようです。
現在の伊藤健太郎：活動再開と新たな挑戦
2021年に活動を再開した伊藤さんは、着実に仕事を重ねています。2024年の活動状況を見てみると、
- 映画主演作品：3本
- ドラマ出演：3本（うち1本は地上波復帰作「街並み照らすヤツら」）
- 舞台出演：「SOULFUL SOUL」（2021年10月28日～31日公演）
- MV出演：6本
さらに、NHKの大河ドラマ「光る君へ」への初出演も決定。推定年収は約6000万円とも言われ、俳優としての地位を徐々に取り戻しつつあるようです。
円満退所？それとも…
2024年9月10日で契約満了の為、公式発表では「円満な退社」とされていますが、業界内では疑問の声も。
考えられる理由としては、
- 事務所との意見の相違：今後の俳優としての方向性について
- 新たな挑戦への意欲：伊藤さん自身が「30歳までの3年間を勝負の年」と語っていたことから
- 事務所とのトラブルの可能性：詳細は不明ですが、一部でそのような見方も
ひき逃げは普通の人格の人間はやらない。事故を起こした一瞬は、気が動転して色々な気持ちが自然とわくのは理解できるが、逃避はその人の本質。そこで立ち止まって責任を持って状況判断出来るか、全てに蓋をして逃げるかの大きな違い。後者を選んだ人は、他の状況でも逃げる事を選ぶだろう。切羽詰まったら逃げる人はとてもタチが悪い。
引用元:Yahooニュース
ネット上では、不祥事を起こした後に支えてもらった事務所に対して「恩義を感じない行動では？」という声もある一方、「新しい挑戦を応援したい」という意見も。伊藤さんの決断の真相は、本人のみぞ知るところかもしれません。
2024年10月1日、イマージュエンターテインメントの公式HPより、伊藤健太郎が退所していたことを発表しました。
この度、2024年9月10日の専属契約期間満了を以て伊藤健太郎が退所いたしましたことをご報告させて頂きます。
伊藤健太郎に関する突然の報道により、関係者の皆様、いつも応援してくださるファンの皆様に対し、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
2020年9月以来、4年にわたり全力でサポートし、伊藤健太郎と共に歩んでまいりました。今後の活動や契約について話し合いを重ねてまいりましたが、双方の意見が一致せず、最終的に退所という形で合意に至りました
皆様のご理解とご支援を重ねてお願い申し上げます。最後に、ご心配とご迷惑をおかけした皆様に、改めて深くお詫び申し上げます
引用元:イマージュエンターテインメント
やはり、円満というわけではないようですね。
「一生かけて償う」その言葉は今
伊藤さんが事件後に語った「一生かけて償う」という言葉。4年が経過した今、その言葉はどのように実践されているのでしょうか。
確かに、俳優としての活動は再開し、多くの作品に出演しています。しかし、「償い」の形は人それぞれ。伊藤さんの場合、真摯に仕事に向き合い、ファンや関係者の期待に応えることが、その一つの形なのかもしれません。
今回の事務所退所が、伊藤さんにとってどのような意味を持つのか。そして、「償い」の道のりがどこに向かうのか。これからの伊藤健太郎さんの歩みに、多くの人が注目しています。
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