若林佑真さんは、トランスジェンダー俳優として多様性を尊重する社会の実現に向けて活動しています。
2024年9月24日、戸籍上の性別を女性から男性に変更することが認められた事を報告し、話題になりました。
このブログでは、彼の経歴や手術歴や過去の画像、そしてLGBTQ+への理解促進に向けた取り組みを詳しくご紹介します。
若林佑真のプロフィール
- 名前: 若林佑真(わかばやし ゆうま)
- 生年月日: 1991年11月5日
- 出身地: 大阪府
- 性別: トランスジェンダー男性(生まれた時の性別は女性)
- 身長: 156cm
- 血液型: A型
- 所属事務所: 株式会社Almost Japanese
- 学歴: 同志社大学神学部卒業
若林さんは生まれた時に割り当てられた性別は女性でしたが、性自認は男性です。同志社大学神学部を卒業後、俳優としてのキャリアをスタートさせました。
- 若林さんの活動:
- トランスジェンダー当事者としての経験を生かした活動
- 俳優業と並行して、LGBTQ+に関する啓発活動も行う
- 舞台プロデュースやジェンダー表現監修など、多岐にわたる活動
トランスジェンダーとしての経験(手術歴)
若林さんは小学5年生頃から性別の違和感を感じ始め、高校3年生の時にトランスジェンダーであることに気づきました。20歳からホルモン治療を開始し、24歳で乳房切除・乳腺摘出手術を受けています。
トランジションの主な流れ:
- 性別違和感の自覚(小学5年生頃)
- トランスジェンダーであることの認識(高校3年生)
- ホルモン治療開始(20歳)
- 乳房切除・乳腺摘出手術(24歳)
- 戸籍上の性別変更(2024年9月24日)
2024年9月24日、若林さんは自身のSNSで戸籍上の性別が女性から男性に変更されたことを報告しました。
この度、
無事に裁判所からの許可がおりまして、
戸籍上の性別が
女性から男性に変更されました🙇♂️申請から約3ヶ月、
トランスジェンダーだと自覚してからは、約15年。言葉では表しきれない色んな想いが込み上げてきますが、
今日まで戦い続けてきてくださった先輩方と、
少しずつ変わっていく世の中、
そして、日々近くで支えてくれた方々への
感謝の気持ちでいっぱいです。
あとは、今日まで生きてきた自分に握手したいです🤝皆様、いつもありがとうございます。
そしてこれからも益々!よろしくお願いします!!引用元:Instagram
過去の画像
こちらが、若林さんが女性の容姿の時の画像です。
写真左側が若林さんです。
そしてこちらがドラマでトランスジェンダー当事者役を担当されていた時の画像です。
男性としてもイケメンですが、女性としてもお綺麗ですね。
この時の若林さんのコメント
出演が決まった時、嬉しすぎて降りる駅を間違えてしまいました(笑)。
僕が演じさせていただいた「渡邊凛」という役は、女性として生まれて性自認が男性のトランスジェンダーなのですが、実は、僕自身も同じトランスジェンダーなんです。
「当事者が当事者役を演じる」というプレッシャーを感じつつも、そんなことを考える暇もないくらい、面白い共演者の皆様と、楽しく撮影させていただきました!
あとは、視聴者の皆様に、何か、感じとっていただけるものがあれば嬉しいなぁと願うばかりです!
引用元:チェイサーゲーム
俳優としてのキャリア
若林さんは同志社大学在学中から演技のレッスンを開始し、卒業後に上京して俳優としてデビューしました。主な出演作品には以下のようなものがあります。
- テレビ東京ドラマ「チェイサーゲーム」(2022年):トランスジェンダー当事者役
- 映画「52ヘルツのクジラたち」(2024年)
- AbemaTV「Abema Prime」
- TBSラジオ「アシタノカレッジ」隔週レギュラー
- 舞台:天才劇団バカバッカ「ハッピー・ウエディング!」、ACT GAME第一回戦「バース・デイ」など
若林さんは俳優としての活動だけでなく、トランスジェンダーの当事者としての経験を生かし、LGBTQ+に関連する作品や役柄にも積極的に取り組んでいます。
その他の活動
若林さんは俳優業以外にも多岐にわたる活動を展開しています。
- 舞台プロデュース:演劇媒体「Pxxce Maker’」(ピースメーカー)の代表として活動
- LGBTQ+関連イベント:東京レインボープライド2016年、2017年にステージパフォーマーとして出演・プロデュース
- ラジオ出演:渋谷のラジオ「カラフルサンデーSHIBUYA!!」のメインパーソナリティ(2017年4月〜2020年9月)
- 講演活動:LGBTQ+に関する講師として活動
- ジェンダー表現監修:映像作品や広告の脚本監修に携わる
特に講演活動では、2023年1月に普連土学園高等学校で「多様性と相互理解」をテーマに講演会を行うなど、教育機関でも積極的に活動しています。
まとめ
若林佑真さんは、トランスジェンダー男性の俳優として、自身の経験を生かしながら多様な活動を展開しています。同時に俳優業だけでなく、講演活動やジェンダー表現監修など、LGBTQ+の理解促進と多様性の啓発に貢献しているようです。
若林さんの活動は、エンターテインメント業界におけるダイバーシティ(多様性)の重要性を示すとともに、トランスジェンダーの人々が直面する課題や経験を社会に伝える重要な役割を果たしています。
今後も、俳優としての活躍とともに、多様性を尊重する社会の実現に向けた取り組みが期待されています。
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