2024年9月、人気TikTokerのゆりにゃさんが暴露系配信者コレコレ(本名:青木駿)さんに対して告訴状を提出したというニュースが話題になっています。
なぜゆりにゃさんはコレコレさんを訴えることになったのでしょうか?
この記事では、事の経緯と背景、そして両者の主張を詳しく解説していきます。
ゆりにゃの主張とコレコレへの批判
【ご報告】
コレコレ(青木駿)容疑者に対して 告訴状を提出し、警察が捜査を開始しました。 多くの活動者の人生を壊したネットの癌です。
私を閲覧稼ぎ、金稼ぎの為に利用し 虚偽の配信を何度も繰り返されました。 人の不幸で生計を立ててる35歳()に 絶対に負けない。
許さない。
ゆりにゃさんは、コレコレさんに対して強い批判を展開しています。
- コレコレさんを「多くの活動者の人生を壊したネットの癌」と非難
- 「私を閲覧稼ぎ、金稼ぎの為に利用し虚偽の配信を何度も繰り返した」と主張
- コレコレさんが「人の不幸で生計を立てている」と批判
- 「絶対に負けない。許さない」という強い決意を表明
これらの主張から、ゆりにゃさんがコレコレの配信活動に対して強い不満や怒りを抱いていることがわかります。
ゆりにゃさんの主張の背景には、コレコレさんが他のYouTuberやインフルエンサーに与えた具体的な被害事例があります。
コレコレによる他のYouTuberへの影響
- ワタナベマホト事件
2021年1月、コレコレさんがYouTube Liveで、ワタナベマホトさんが未成年の女性にわいせつ写真を要求していたことを暴露しました。これがきっかけとなり、ワタナベマホトさんはUUUMとの契約を打ち切られ、2021年3月にYouTuberを引退することになりました。直後、ワタナベマホトさんは警視庁に逮捕されています。 - ぺけたん性的暴行疑惑
2020年10月、コレコレさんの配信で複数の女性からぺけたんさんによる性的暴行の疑いが告発されました。これにより、ぺけたんさんは活動を自粛し、最終的に事務所を退所することになりました。 - にじさんじVTuber盗撮疑惑
コレコレさんは、有名音楽プロデューサーによる「にじさんじ」所属VTuberの盗撮疑惑を告発しました。この告発により、多くのVTuberの「歌ってみた」動画が非公開になるなどの影響がありました。
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詐欺案件の経緯:時系列で見る騒動の全容
ゆりにゃさんによる今回の騒動の背景には、2023年9月に起きた詐欺案件が関係していると考えられます。
その経緯を時系列で見ていきましょう。
- 2023年9月10日:ゆりにゃさんのInstagramで「ポイントカード作成キャンペーン」をストーリーに掲載
- キャンペーン直後:ゆりにゃさんのファンが被害に遭い、詐欺被害が発覚
- 詐欺発覚後:ゆりにゃさんの彼氏・齊藤太一さんが謝罪し、ゆりにゃさんの関与を否定
- 返金約束:被害者への返金を約束し、問題解決に向けて動く
- 返金トラブル:一部の被害者に返金されず、新たな問題が発生
- コレコレの介入:返金が完了しない状況を受け、コレコレさんが暴露配信を実施
- 2024年9月17日:ゆりにゃさんがコレコレさんに対して告訴状を提出
この一連の出来事により、ゆりにゃさんとコレコレさんの関係が悪化し、最終的に法的措置に発展したと考えられます。
なぜゆりにゃはコレコレを訴えたのか?
ゆりにゃさんがコレコレさんを訴えた理由は、主に以下の点にあると推測されます。
- 虚偽の配信による名誉毀損:コレコレさんが事実と異なる情報を配信し、ゆりにゃさんの評判を傷つけた可能性
- プライバシーの侵害:個人情報や私生活に関する情報が不適切に扱われた可能性
- 金銭的利用:ゆりにゃさんの話題を視聴者集めや収益化に利用されたという不満
- 精神的苦痛:継続的な暴露配信によるストレスや心理的負担
- 他の活動者への影響:コレコレさんの行為が他のインフルエンサーにも悪影響を与えているという懸念
これらの要因が重なり、ゆりにゃさんは法的手段を取ることを決意したと考えられます。
しかし、今回の騒動の発端は、ゆりにゃさん側がアフィリエイトの情報確認を怠った結果、消費者金融詐欺案件のキャンペーンを紹介してしまい、ファンの間で実害が出たことが原因なのですがね…。
SNSの反応:賛否両論の声?
この騒動に対するSNSの反応は、ゆりにゃさんに対する批判が多いように感じました。
まとめ
この訴訟問題は、SNS業界における問題が分かりやすく浮き彫りになっています。
- 暴露系コンテンツの倫理性と法的責任
- インフルエンサーの社会的影響力と責任
- ネット上の情報の真偽を見極める重要性
- SNSリテラシーの必要性
今後、この騒動がSNS業界にどのような影響を与えるか、注目が集まっています。裁判の行方次第では、業界全体のルールや慣習に大きな変化をもたらす可能性もあるでしょう。
私たちユーザーも、SNSの情報を鵜呑みにせず、批判的に見る目を持つことが大切だと思います。同時に、インフルエンサーやコンテンツクリエイターの人権やプライバシーについても考える良い機会かもしれません。
この騒動を通じて、より健全なSNS環境が築かれることを期待したいですね。
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